職場の雰囲気は大切

IT関連の会社はたいていが他の人と話したりすることもなく一日中パソコンの前でひたすら作業をしている人が多いイメージがあります。
会社によっても違うのでしょうが、接客業などとは違うのでやはり作業中心となることが多いのだと思います。
体を動かさず頭をフル回転していることが多いため、精神的なストレスを感じる人が多いそうですね。
作業に夢中になるほど時間を忘れ没頭してしまうのだと思いますが、2時間おきにでもストレッチをしたり目を休めることは非常に大切な事だそうです。
うつ病になる方の職業で多いと言われているくらいIT企業で働く事は大変なことなのだと思います。

あるゲーム関連のIT企業では毎月うつ病で長期休暇をとらざるを得ない人が出るそうです。
誰かが復帰すると誰かが休養するそうです。
海外では大きな企業ではメンタル系専門のドクターがいるそうで、何か困ったことがある時は相談ができるそうです。とても良い環境ですよね。
大きな企業ではそういったことも可能なのでしょうが、小さな会社ではなかなかそうはいきません。
1人ひとりにかかる仕事の量も多く、他の人の事まで考えていられない状況だったりもしますよね。

知人がずっとIT関連会社への就職を希望していて半年くらいかかってやっと就職ができました。
試用期間の3カ月を終えついに正式に社員となったときは本当にうれしそうでした。
自分の夢へ一歩近づいた感じなのだと思いました。
その後久しぶりにその知人と会ったのですが、なぜが暗い表情でした。
仕事はどう?と聞いてみると「キツイ」とひとこと言っていました。
本当にきつそうで聞いてみると3週間休まず働きっぱなしと言うのです。
もちろん労働基準に反しているのですが、自分で効率よくできないために休日出勤を自分で志願して働いているとのことでした。
今は働く事で精一杯だとその表情は何とも言えないものでした。それでもやめたいとは口にせず、もう少しすればきっと楽になるんだと前向きな彼にとても感動しました。
どんな職業でも同じですが軽い気持ちで働くより一生懸命働いている姿の方が魅力的ですし、本人も充実感を味わえるのだと思います。
一生懸命になれる職場に出会えるといいですよね。

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